クラブナンパ(クラナン)はリア充向けでハードルが高そうに思えるが、童貞っぽいのもいるし、お持ち帰りもできた。
花火ナンパよりはハードルは高いが、それでもクラブには出会いを求めている女が多いことは確かで、ストリートで話しかけるより10倍は効率が良かった。
今回は童貞の後輩を連れてクラブにナンパをしにいった体験談である。
会社の飲み会が終わり、2次会に行く人、ピンサロに行く人、キャバクラに行く人でどんどん人が散っていった。俺は気づくと童貞の後輩と二人で歩いていた。
童貞は出会い系で俺が遊びまくっているのを知っていて、おこぼれを貰おうとしている。
「女呼んでくれるんすか?」とウキウキだ。彼は背も俺と同じぐらい低く、オシャレに気を使っているものの、少しずれている。
クラブでナンパしてみた
俺はセフレと遊ぶときはいつも1対1だし、なにより俺が遊んでもらっている的な存在で成り立っている。
そんな状況で突然「後輩と飲んでるから友達呼んできて」なんて誘うことはできない。
何より童貞の前で弱い自分を見せたくない。
そのままナンパをすると、会社の人間に目撃される可能性もあるし、ガンシカは痛い。
得意の出会い系も、1対1案件が多すぎて2対2の突然のアポは無理だ。
このままだと俺が奢るキャバクラコース。3万はいくだろうな。どうしよう。とひらめいたのが未開の地、クラブだ。ここでナンパしよう。通称クラナン。
童貞とクラブへ突入
クラブなんて一度も行ったことはなかったが、キャバクラで何もできずにダラダラ話して高額出費をして終わるよりは、思い出にはなる。
安い・ナンパできる・後輩に対して示しがつくの一石三丁だ!ちょっと怖いけど行くしかねぇ。
遊び方は自分より年上のアラフォーでブサイクをナンパしまくるブサクエさんのブログで何度もシミュレーションをしている。
クラブのドアの前には腕っ節の強そうな外人のガードマンがいた。体臭と香水が混じって臭い。イベントやってるよね?と言ったことある風な口をきいてそのまま入場した。
受け付けは、若いねーちゃんが5人ぐらいでやっていた。
2000円のワンドリンク付き。後輩もドキドキしているのが分かるが、俺の方がドキドキしてるぜ。
中に入ると、人が全然いない。クラブだと夜の10時はかなり早い時間帯のようだが爆音が流れている。
音楽に合わせ、俺は馴染んでる風に首を振りながら歩く。すると童貞も俺のマネをして首を振っている。アホだw
俺はポップミュージックしか聞いたことない。
イベント主催の女と会う
ワンドリンクを貰い、とりあえず二人で乾杯だ。値段を見ると200円でかえるスミノフやハイネケンビールが600円だった。そんなもんか。すべてが新鮮だ。
爆音のため、会話をまともにできない。どうやってナンパするんだよ、これ。
後輩はキョロキョロしている。「女来ないっすねぇ~」
すると、イベントを主催しているらしき女が俺たちのところにやってきた。
「誰かに呼ばれてきたんですか?」
む?質問の意味が分からんぞ。紹介制なのか?クラブは。いや、そんなことはないはずだ。
「イベントやってるっぽくて、フラフラっときたよ。」
正直に答えてみる。
「そうなんですね、楽しんでいってくださいね。」
どうやら正解のようだ。この会話をしている俺を後輩は尊敬の目で見ている。
クラナンは無視されない
時間が遅くになるにつれてクラブに人が増えてきた。
増えるのはほとんど男。あとはボディコンみたいなねーちゃん。苦手な女ばっかりだ。清楚系な格好をした女は皆無。
男と来てる女に声をかけるわけにはいかない。いや、クラブのノリなら許されるのか?
考えている間も、音楽にノっているふりをして、体を揺さぶっていた。童貞も無言で俺のマネをしていた。可愛い奴だ。
そこで明らかに一人で来た女を発見した。一人で座っている。ここに行くしかない。
話をかけると、しっかり答えてくれた。
21歳で小柄。イベントスタッフの友達の誘いで一人で来たが話し相手がいないようだ。
このままの勢いでボディコンのねーちゃん3人にも話しかけた。
テキーラをみんなで飲も~
後輩分と女3人分を含めたテキーラ5杯を注文した。2000円だ。キャバより安い!
ぐいっと飲んでテーブルを囲って話をした。
キャバクラより全然楽しいやん。やっぱり若いうちはクラブにいかないと。(もう32歳だけど)
街中のナンパとは全然違う!無視できる雰囲気ではない!いいんじゃない?クラブ。
この勢いで、今度は童貞の後輩にテキーラを5人分を奢らせ、乾杯。このノリ最高。
クラブのスタッフのネーチャンも飲みたいって来て今度は6人分のテキーラを買って乾杯。
おぉ、楽しい。
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そしてお持ち帰り
酔いを醒ますために、俺たちはクラブの外にいったん出て雑談をしていた。
「いや~最高っすね。」
童貞の後輩もテンションが高めだ。
すると、初めに声をかけた21歳の小柄な女も外に出て一人でフラフラしている。
ここで、先輩のズルさをだす。
「わりぃ、俺、あの女を持ち帰るわ!」
童貞の後輩も「分かりました」と言うしかない。
話をかけると、友達は朝までクラブにいるらしいから、私は漫喫で泊るとのこと。
「だったら、近くのビジホで一緒に泊ろうぜ」で即オッケー!
胸は小さいけど、酒を飲んで汗をかいた割には、マンは無臭で締まりも良くて最高だった。
クラブナンパで使った費用は1万円。滞在時間は4時間。キャバクラに比べればコスパ最高だ。楽しかったしいい経験になった。
後輩の俺に対する評価は上がったようだ。もういかねーけど。
俺は出会い系でシコシコ遊んでいるのがちょうどいいのさ。